Figs.14から明らかなように、全周波数領域において、上甲板に越波を防ぐための遮波板を施したFBHP−3Ds型が、他のFBHPよりも消波効果に優れていることが分かる。特に、このFBHP-3Ds型はλ/B<4.0において、透過係数CTが0.4以下である。また、FBHP-3D型もF and T-Cond.で、λ/B<4.0において、透過係数CTが一部周波数領域を除いて0.5以下である。
平行板の間隔を平行板一辺の1/20にした模型の消波効果もFig.15から明らかなように、FBHP-3Ds’型がT−Cond.で、λ/B<4.0において、透過係数CTが0.5以下である。更に、FBHP-3D’型がF and T−Cond.でλ/B<3.5において、透過係数CTが一部周波数領域を除いて0.5以下である。